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バンボのデメリット7選!やめた方がよいと言われる理由を徹底解説

  • 赤ちゃん用品選び、失敗したくない!
  • バンボのデメリットを具体的に知りたい。
  • 安全に使えるのか、発達への影響が気になる。
  • メリットも知って、総合的に判断したい。

人気のベビーチェア「バンボ」について、このような疑問や不安を感じていませんか。
赤ちゃんの大切な時期に使うものだからこそ、慎重になりますよね。
特に、ネガティブな情報を見聞きすると、購入をためらってしまうのも無理はありません。

でも、安心してください。
この記事では、バンボの購入を検討しているママ・パパのために、気になるデメリットを徹底的に解説します。
さらに、メリットや安全性、正しい使い方、選び方まで、バンボに関する情報を網羅的にまとめました。

この記事を読むことで、以下の点が明確になります。

  • バンボの具体的なデメリットとその理由
  • 発達への影響に関する噂の真相
  • デメリットだけではない、バンボのメリット
  • 安全に使うための重要な注意点
  • バンボの種類と選び方のポイント
  • バンボ以外のベビーチェアの選択肢

この記事を最後まで読めば、バンボがご自身の家庭や赤ちゃんに本当に合っているのかを自信を持って判断できるようになります。
後悔のないベビー用品選びのために、ぜひ参考にしてください。

目次

バンボのデメリット7選!「よくない」「やめた方がいい」と言われる理由

多くのご家庭で愛用されているバンボですが、一方でネガティブな意見も少なくありません。
なぜ「よくない」「やめた方がいい」といわれるのでしょうか。
ここでは、代表的な7つのデメリットとその理由を詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんによっては、太もも・足回りがきつくて入らない

バンボのデメリットとして最もよく聞かれるのが、赤ちゃんの体型によっては足回りがきついという点です。
特に、むっちりとした太ももの赤ちゃんの場合、すんなり座らせることができなかったり、すぐに窮屈になってしまったりすることがあります。
せっかく購入したのに、赤ちゃんが座れない、または嫌がるというのは避けたいですよね。

この問題は、バンボの特徴的な形状、赤ちゃんをしっかりとホールドするためのデザインが、一部の赤ちゃんにとっては裏目に出てしまうケースがあるために起こります。
特に注意したい点は以下の通りです。

  • 太ももがむっちりした赤ちゃんは特に注意が必要。
  • 足を入れる際に嫌がることがある。
  • 可能であれば試着やレンタルでサイズ感を確認するのがオススメ。

すぐにサイズアウトして、実際に使える期間が短い

バンボ、特に「ベビーソファ」タイプは、対象月齢のわりに実際に使える期間が短いと感じる方が多いようです。
赤ちゃんの成長は個人差が大きく、メーカー推奨期間よりも早くサイズアウトしてしまうことも少なくありません。
特に前述の太もも問題と相まって、数ヶ月しか使えなかったという声も聞かれます。

決して安い買い物ではないため、使用期間が短いとコストパフォーマンスが悪いと感じてしまうかもしれません。
「少しでも長く使いたい」と考える場合は、他の選択肢も検討するとよいでしょう。
バンボの種類による使用期間の目安を比較してみましょう。

スクロールできます
バンボの種類メーカー推奨期間実際の使用期間(口コミ参考)
ベビーソファ首すわり~14ヶ月頃(~10kg)数ヶ月~半年程度でサイズアウトするケースが多い
マルチシート6ヶ月~3歳頃(~15kg)ベビーソファよりは長く使える傾向

赤ちゃんの成長スピードを考慮して、購入を検討することが大切です。

腰や筋肉の発達によくないという意見や噂がある

バンボの使用に関して、赤ちゃんの腰や筋肉の発達に悪影響を与えるのではないかという懸念の声があります。
特に、腰が完全に据わる前にバンボに座らせることで、不自然な姿勢が強いられ、本来の発達プロセスを妨げる可能性があると指摘されることがあります。
赤ちゃんが自力でお座りを習得していく動きを阻害してしまうのではないか、という不安ですね。

この点については専門家の間でも様々な意見がありますが、共通していえるのは、バンボはあくまでも短時間のお座りサポートとして使うべきであり、発達を促すための器具ではないということです。
使用にあたって、特に意識したいポイントをまとめました。

  • 腰すわり前の使用は慎重に判断する。
  • 長時間の使用は避ける。
  • 自然な発達を妨げないよう、使用頻度や時間に配慮する。
  • バンボは育児を補助するアイテムと捉える。

赤ちゃんが抜け出しやすく転倒の危険がある

バンボのデメリットとして、赤ちゃんが自分で抜け出してしまうことが挙げられます。
特に、体が大きくなったり動きが活発になったりすると、体を反らせたりよじ登ったりして抜け出そうとし、バランスを崩して転倒、ケガにつながる危険性も指摘されています。

実際に、バンボからの転落事故は過去に報告されており、メーカーも注意喚起を行っています。
目を離した隙に…ということがないよう、使用中は必ず保護者が見守ることが絶対条件です。
転倒・転落事故を防ぐために、以下の点は必ず守りましょう。

転倒・転落を防ぐためのポイント
  • 使用中は絶対に目を離さない。
  • テーブルや椅子の上など、高い場所に置かない(必ず床で使用)。
  • ベルト付きの場合は、毎回正しく装着する。
  • 赤ちゃんが抜け出そうとする素振りを見せたら使用を控える。

前のめりになりやすく姿勢が悪くなる・首がぐらつく

バンボに座らせると、赤ちゃんが前のめりの姿勢になりやすいという点もデメリットとして挙げられます。
特に、首が完全に据わったばかりの低月齢の赤ちゃんの場合、まだ首周りの筋肉が不安定なため、首がぐらついてしまうことがあります。
また、この姿勢が長時間続くと、背骨の発達や呼吸に影響が出る可能性も指摘されています。

お座りをサポートしてくれるはずが、かえって不自然な姿勢を強いてしまうのは心配ですよね。
この問題を避けるためには、やはり長時間の使用を避け、赤ちゃんの様子をよく観察することが大切です。
この姿勢の問題による懸念点を整理すると、以下のようになります。

  • 前のめりの姿勢になりやすい構造。
  • 低月齢の赤ちゃんは首がぐらつくことがある。
  • 長時間の使用は姿勢への影響が懸念される。
  • 赤ちゃんの様子を見て、使用時間を調整する必要がある。

姿勢の問題で吐き戻しをしやすくなる

バンボに座る姿勢が、赤ちゃんの吐き戻しを誘発することがあるといわれています。
特に離乳食を食べた後にバンボに座らせると、前のめりの姿勢がお腹を圧迫し、食べたものを戻しやすくなる可能性があるようです。
せっかく食べた離乳食を吐き戻してしまうのは、赤ちゃんにとっても親にとっても辛いですよね。

離乳食の椅子としてバンボの活用を考えている場合は、この点に注意が必要です。
食後すぐの使用は避ける、または他の椅子を検討するなどの対策が考えられます。
離乳食時にバンボを使う際の注意点は以下の通りです。

  • 前のめりの姿勢がお腹を圧迫する可能性を考慮する。
  • 離乳食後すぐの使用は避ける。
  • 吐き戻しが多い場合は使用を控えるか、他の椅子を検討する。
  • 食休みを十分にとってから座らせるなどの工夫も。

ベルトが使いにくい・洗いにくい

バンボ マルチシートなどに付属している安全ベルトが、やや使いにくい、または手入れしにくいという声も聞かれます。
赤ちゃんを座らせる度にベルトを着脱するのは少し手間に感じるかもしれませんし、布製のベルトは食べこぼしなどで汚れやすく、本体のようにサッと拭くだけでは綺麗にしにくい場合があります。

安全性のためにはベルトの装着が推奨されますが、毎日のこととなると使い勝手も気になりますよね。
ベルトに関する主なデメリットと対策をまとめました。

ベルトに関するデメリット考えられる対策
着脱が手間に感じる慣れが必要、または短時間ならベルトなしも検討(要見守り)
汚れやすく洗いにくいこまめに拭く、洗濯表示に従って手洗いする

ベルトの必要性や使い勝手は、赤ちゃんの月齢や活発さ、使用シーンによっても変わってきます。

バンボは本当に赤ちゃんによくない?発達への影響の真相

バンボのデメリットとして、特に「発達への影響」を心配する声が多く聞かれます。
「腰すわり前に使うのはNG?」「運動発達が遅れる?」「発達障害につながる?」といった噂の真相はどうなのでしょうか。
ここでは、これらの疑問について掘り下げていきます。

「腰が据わる前に使うのはよくない」は本当?専門家の意見や見解

「バンボは腰が据わる前に使うべきではない」という意見は、確かによく耳にします。
その根拠としては、腰が据わる前の未熟な体に不自然な負荷がかかり、正しい姿勢の発達を妨げる可能性があるという点が挙げられます。
赤ちゃんが自力で筋肉を使い、段階を踏んでお座りを習得していくプロセスを、バンボが省略させてしまうという考え方ですね。

一方で、小児科医や理学療法士などの専門家の中には、「短時間の使用であれば、大きな問題はない」とする意見もあります。
ただし、その場合でも長時間の使用は推奨されていません。
腰すわり前の使用については、様々な考え方がありますが、主なポイントは以下の通りです。

腰すわり前の使用に関する考え方
  • 懸念派:不自然な負荷、正しい発達の妨げになる可能性。
  • 容認派:短時間なら問題ないとする意見も。
  • 共通認識:長時間の使用は避けるべき。赤ちゃんの状態をよく観察する。

メーカーは首すわり後から使用可能としていますが、心配な場合はかかりつけ医に相談するのもひとつの方法です。

バンボ使用と赤ちゃんの運動発達に関する口コミ

実際にバンボを使用した親御さんからは、運動発達への影響について様々な声が寄せられています。
「バンボに頼りすぎて、お座りやハイハイが遅れた気がする」という心配の声がある一方で、「バンボを使ったけれど、発達には特に問題なかった」という意見も多数見られます。
バンボの使用と発達の遅れに、明確な因果関係があるとは断定できないのが現状のようです。

むしろ、「お座りできるようになって視界が広がり、好奇心が刺激された」「ご機嫌で座ってくれる時間が増え、親子のコミュニケーションが取りやすくなった」といったポジティブな影響を感じている人もいます。
実際にバンボを使用した方の口コミをまとめると、以下のような声が見られました。

  • 発達が遅れたと感じる声(因果関係は不明)。
  • 特に問題なく発達したという声が多数。
  • 視界が広がるなど、よい刺激になったと感じる声も。
  • 発達への影響は個人差や他の要因も大きい。

赤ちゃんの運動発達は、バンボの使用有無だけでなく、様々な要因が複合的に関わっているため、過度に心配しすぎず、ひとつの育児アイテムとして上手に活用することが大切かもしれません。

「バンボが原因で発達障害になる」という噂はデマ?根拠について解説

インターネット上などで、「バンボを使うと発達障害になる」といった不安を煽るような情報を見かけることがあります。
しかし、バンボの使用と発達障害の間に医学的な因果関係を示す根拠は、現在のところありません。
発達障害は、多くの場合、生まれつきの脳機能の特性によるものであり、特定の育児グッズの使用が直接的な原因となることは考えにくいです。

このような噂は、おそらく「バンボが運動発達に影響を与えるかもしれない」という懸念が飛躍して広まったものと考えられます。
不確かな情報に惑わされず、信頼できる情報を確認することが重要です。
発達障害との関連についての重要なポイントは以下の通りです。

  • バンボと発達障害の因果関係を示す医学的根拠はない。
  • 発達障害は主に先天的な要因によるものと考えられている。
  • 不確かな噂に惑わされないことが大切。
  • 心配な場合は専門機関に相談する。

重要なのは「正しい使い方」と「使用時間」

バンボの発達への影響に関する様々な意見や噂を見てきましたが、結論としていえるのは、バンボそのものが絶対的に「よい」「わるい」というわけではないということです。
最も重要なのは、「正しい使い方」を守り、「適切な使用時間」にとどめること。
これを怠ると、前述したようなデメリットやリスクが高まる可能性があります。

バンボは、あくまで育児をサポートするツールのひとつであり、長時間座らせっぱなしにしたり、発達段階に合わない使い方をしたりするのは避けるべきです。
安全に使うための「適切な使い方」と「避けるべき使い方」を比較してみましょう。

〇 適切な使い方× 避けるべき使い方
首すわり・腰すわりを確認してから腰が据わる前の長時間使用
短時間(10~30分程度)の利用何時間も座らせっぱなしにする
必ず保護者が見守る目を離したままにする
床の上で使用する高い場所や不安定な場所に置く
赤ちゃんの様子を見ながら使う嫌がっているのに無理やり座らせる

これらのポイントを守り、赤ちゃんの様子をよく観察しながらメリットを上手に引き出す使い方を心がければ、バンボは育児の頼もしい味方になってくれるはずです。

デメリットだけじゃない!バンボを使う6つのメリット

ここまでバンボのデメリットや注意点について詳しく見てきましたが、もちろんメリットもたくさんあります。
多くの家庭で支持されているのには理由があるのです。
ここでは、バンボを使うことで得られる主なメリットを6つご紹介します。

首すわり後の早い時期からお座りの練習ができる

バンボの大きなメリットのひとつは、首が据わったばかりの早い時期から、安定したお座りの姿勢を体験させてあげられることです。
まだ自力でのお座りが難しい赤ちゃんでも、バンボに座ることで視界が変わり、周囲の世界への興味関心を広げるきっかけになります。
親と同じ目線で過ごせる時間が増えるのも嬉しいポイントですね。

無理に長時間座らせる必要はなく、短時間でも座る姿勢に慣れたり、バランス感覚を養ったりする助けになると考えられます。
このメリットのポイントをまとめると、以下のようになります。

  • 首すわり後すぐから使える(メーカー推奨)。
  • 安定した姿勢でお座りの練習ができる。
  • 赤ちゃんの視界が広がり、好奇心を刺激する。
  • 親と同じ目線で過ごせる時間が増える。

特に低月齢期は、赤ちゃんが安定して座れる

バンボの特徴的な形状は、低月齢の赤ちゃんをしっかりとホールドし、安定した姿勢を保つのに役立ちます。
まだ腰が完全に据わっていなくても、バンボが体を支えてくれるため、比較的安心して座らせておくことが可能です(ただし、使用時間や時期には注意が必要です)。

赤ちゃんがご機嫌で座っていてくれると、親としてはとても助かりますよね。
この安定感が、次のメリットである「親の手が離せる時間」にも繋がっていきます。
バンボの安定感について、メリットと注意点を整理しました。

バンボの安定感によるメリット注意点
低月齢でも比較的安定して座れる腰すわり前の使用は慎重に
赤ちゃんが安心して座れる長時間は避ける
親も安心して見ていられる(短時間)必ず見守りは必要

ママ・パパが少し手が離せる時間を作れる

育児中のママ・パパにとって、ほんの少しでも手が離せる時間ができるのは非常に大きなメリットです。
赤ちゃんがバンボにご機嫌で座っていてくれれば、その間に他の作業を進めることが可能になります。
特にワンオペ育児をしている場合、バンボが「一時的な安全基地」として活躍してくれる場面は多いでしょう。

もちろん、目を離していいわけではありませんが、目の届く範囲で赤ちゃんが安全に座っていてくれるだけで、親の精神的な負担はかなり軽減されます。
バンボがあることで生まれる「親の時間」で、例えば以下のようなことが可能になります。

バンボで生まれる「親の時間」活用例
  • 簡単な食事の準備や片付け
  • 洗濯物をたたむ、掃除機をかける
  • 自分のトイレ休憩、水分補給
  • 上の子の簡単な世話
  • 少しだけホッと一息つく時間

離乳食や一緒に遊ぶとき・絵本を読む時に便利

バンボは、離乳食を食べさせる時や、赤ちゃんと一緒に遊ぶ時、絵本を読む時などにも活躍します。
安定した姿勢で座れるため、親は両手を使って離乳食を食べさせやすくなります(ただし、吐き戻しには注意が必要です)。
また、床に座って赤ちゃんと目線を合わせて遊んだり、絵本を読み聞かせたりする際にも便利です。

特に、テーブル付きのマルチシートタイプは、おもちゃで遊ばせるのにも適しています。
具体的な活用シーンとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 離乳食を食べさせる際に安定する(※注意点あり)。
  • 床での遊びや読み聞かせがしやすい。
  • マルチシートならテーブルでおもちゃ遊びも可能。
  • 赤ちゃんとのコミュニケーションが円滑になる。

写真映えして可愛いお座り姿を記録に残せる

バンボにちょこんと座る赤ちゃんの姿は、とても可愛らしく、写真映えするというのも、多くの親御さんにとって嬉しいメリットです。
カラフルなバンボと赤ちゃんの組み合わせは、SNSなどでもよく見かけますよね。
まだお座りが安定しない時期でも、バンボを使えば可愛いお座りショットを撮ることが可能です。

月齢フォトや記念日の写真撮影などで、バンボが活躍する場面もあるでしょう。
もちろん、撮影のためだけに長時間座らせるのはNGですが、短時間で可愛い写真を残せるのは、親心を満たしてくれるメリットといえます。
写真撮影にバンボを活用する際のポイントをまとめました。

バンボと写真撮影ポイント
可愛いお座りショットが撮れるカラフルなデザインが映える
月齢フォトや記念写真に活用短時間での撮影を心がける
成長記録として残せる赤ちゃんの機嫌がよい時に

バンボマルチシートなら長く使える可能性もある

デメリットとして「使用期間の短さ」を挙げましたが、これは主に「ベビーソファ」タイプについてです。
もうひとつの種類である「バンボ マルチシート」は、6ヶ月頃から3歳頃(~15kg)までと、比較的長く使えるように設計されています。
成長に合わせて高さを調節したり、中のクッションを外したりできるため、ベビーソファよりも長期間活躍してくれる可能性があります。

マルチシートは、ローチェアとしてだけでなく、大人の椅子に取り付けてハイチェアのようにも使えます。
初期費用はベビーソファより高めですが、長く使えることを考えれば、選択肢として十分に検討する価値があります。
マルチシートならではの主な特徴は以下の通りです。

バンボ マルチシートの特徴
  • 対象年齢が長い(6ヶ月~3歳頃)。
  • 成長に合わせて調節可能(高さ、クッション)。
  • ローチェア、ハイチェア(大人椅子取付)として使える。
  • テーブル付きで食事やお遊びに便利。
  • ベビーソファより長く使える可能性がある。

バンボを安全に使うための6つの注意点

バンボのメリットを最大限に活かし、デメリットやリスクを最小限に抑えるためには、安全な使い方を徹底することが不可欠です。
ここでは、バンボを使用する上で必ず守ってほしい6つの注意点をまとめました。
事故を防ぎ、赤ちゃんを守るために必ず確認してください。

【使用開始時期】必ず首が完全に据わってから使う

バンボの使用を開始する大前提は、赤ちゃんの首が完全に据わっていることです。
首がまだグラグラする状態で使用すると、前のめりになった際に首に負担がかかったり、窒息のリスクが高まったりする可能性があります。
メーカーは「首がすわる頃から」としていますが、より安全性を考慮するなら、腰がある程度しっかりしてくる時期まで待つという考え方もあります。

赤ちゃんの成長には個人差があるため、「〇ヶ月になったからOK」ではなく、実際の様子で判断することが重要です。
使用開始時期に関して、特に注意したいポイントは以下の通りです。

  • 首が完全に据わっていることが最低条件。
  • 可能であれば、腰がある程度しっかりしてからがより安心。
  • 月齢だけでなく、実際の赤ちゃんの様子で判断する。
  • 心配な場合は使用開始時期を遅らせる。

【使用時間】長時間の連続使用は避ける

バンボは、長時間連続して使用するための椅子ではありません。
同じ姿勢が続くことは、赤ちゃんの体への負担や血行不良、さらには発達への影響も懸念されます。
メーカー側も長時間の使用は推奨しておらず、1回の使用時間は長くても30分程度を目安とし、赤ちゃんの様子を見ながら適宜休憩を挟むようにしましょう。

特に、寝てしまった場合などは、すぐにバンボから降ろして布団などに寝かせてあげてください。
バンボはあくまで一時的なお座りサポートとして捉え、頼りすぎないことが大切です。
使用時間に関する注意点とその理由を整理しました。

使用時間に関する注意理由
長時間(目安30分以上)の使用はNG体への負担、血行不良、発達への影響懸念
連続使用を避ける同じ姿勢が続くのを防ぐ
寝てしまったらすぐに降ろす安全確保、適切な睡眠環境

【使用場所】必ず床の上で使用し、高い場所や不安定な場所に置かない

バンボを使用する際は、必ず安定した床の上に直接置いてください。
テーブルの上、椅子の上、ソファの上など、少しでも高さのある場所や不安定な場所に置くのは絶対にやめましょう。
赤ちゃんが動いた際にバンボごと転落し、重大な事故につながる危険性が非常に高いです。
過去の事故報告でも、高い場所からの転落が多く見られます。

「少しだけなら大丈夫だろう」という油断が、取り返しのつかない事故を招く可能性があります。
事故防止のため、絶対にバンボを置いてはいけない場所を確認しましょう。

絶対にNGな使用場所
  • テーブルの上
  • 椅子やソファの上
  • 台の上、棚の上
  • その他、高さのある場所や不安定な場所
  • 必ず平らで安定した床の上で使用する!

【使用場所】浴室や水回りでの使用は推奨されていない

バンボをお風呂でバスチェア代わりに使いたい、と考える方もいるかもしれません。
しかし、メーカーは浴室やプールなど、水回りでの使用を推奨していません。
滑りやすく転倒の危険があること、そして万が一転倒した場合に溺水の危険があるためです。
水を吸わない素材ではありますが、安全上の観点から使用は避けるべきです。

お風呂で赤ちゃんを待たせておく必要がある場合は、専用のバスチェアを使用しましょう。
水回りでの使用が推奨されない理由は以下の通りです。

  • 浴室、プールなど水回りでの使用はNG。
  • 滑りやすく転倒のリスクがある。
  • 溺水の危険性も。
  • お風呂では専用のバスチェアを使用する。

【見守り】使用中は絶対に赤ちゃんから目を離さない

バンボを使用している間は、たとえ短時間であっても、絶対に赤ちゃんから目を離さないでください。
これは最も重要な安全ルールといっても過言ではありません。
赤ちゃんは予測不能な動きをすることがあり、「少しだけだから」と目を離した隙に、抜け出そうとして転倒したり、前のめりになって苦しくなったりする可能性があります。

バンボは親の手を少し楽にしてくれるアイテムですが、「赤ちゃんを放置してよいアイテム」ではありません。
必ず保護者の目の届く範囲で使用し、常に赤ちゃんの様子を確認できるようにしておきましょう。
見守りに関する重要なポイントとその理由をまとめました。

見守りのポイント理由
絶対に目を離さない予期せぬ動きによる事故防止(転倒、窒息など)
常に目の届く範囲で使用異変にすぐ気づけるように
「ながら見守り」にしない赤ちゃんの様子を注意深く観察するため

【赤ちゃんの様子】嫌がる場合は無理強いしない

バンボに座るのを赤ちゃんが嫌がる場合は、無理強いしないようにしましょう。
泣いたり、体を反らせて抵抗したりするのは、赤ちゃんからの「座りたくない」というサインです。
無理に座らせようとすると、バンボに対してネガティブなイメージを持ってしまい、ますます座ってくれなくなる可能性もあります。

また、座っている途中で機嫌が悪くなったり、苦しそうな様子を見せたりした場合も、すぐにバンボから降ろしてあげましょう。
赤ちゃんが嫌がる場合の対応として、以下の点を心がけましょう。

  • 泣いたり抵抗したりしたら無理強いしない。
  • 座っている途中で嫌がったらすぐに降ろす。
  • 赤ちゃんの気持ちと安全を最優先する。
  • ご機嫌な時に短時間だけ試す。

バンボの種類と失敗しない選び方

バンボには、主に「ベビーソファ」と「マルチシート」の2種類があります。
それぞれの特徴や対象年齢が異なるため、どちらを選ぶかは重要なポイントです。
ここでは、各タイプの特徴と、どのような人に向いているのかを解説します。

バンボ ベビーソファの特徴とオススメな人

バンボ ベビーソファは、バンボの定番モデルであり、最もシンプルなタイプです。
首がすわる頃から14ヶ月頃(~10kg)までの赤ちゃんを対象としています。
柔らかいポリウレタンフォームでできており、赤ちゃんのお尻と体を優しく包み込み、安定したお座りをサポートするのが特徴です。

比較的軽量で持ち運びやすく、お手入れも簡単ですが、デメリットで挙げたように、太もも周りがきつくなりやすく、使用期間が比較的短い点には注意が必要です。
ベビーソファは、具体的に以下のような方にオススメです。

ベビーソファがオススメな人
  • 首すわり後、早めにお座りさせたい人
  • 短期間の一時的な使用を考えている人
  • シンプルな機能で十分な人
  • 比較的安価なモデルを探している人

バンボ マルチシート:特徴とオススメな人

バンボ マルチシートは、ベビーソファよりも多機能で、長く使えるように設計されたモデルです。
対象年齢は6ヶ月頃から3歳頃(~15kg)まで
中のクッションを取り外したり、高さを調節したりすることで、赤ちゃんの成長に合わせてフィットさせることが可能です。
専用トレイが付属し、大人の椅子に取り付けてハイチェアとしても使えます。

ベビーソファよりも価格は高めですが、使用期間の長さや機能性を重視する方には魅力的でしょう。
マルチシートが特にオススメな方と、その理由となる特徴をまとめました。

マルチシートがオススメな人主な特徴
離乳食・食事にも使いたい人専用トレイ付き
長く使いたい人(~3歳頃)成長に合わせて調節可能
機能性を重視する人ハイチェアとしても使用可能
ベビーソファの太もも周りが心配な人クッション着脱で調整可能

バンボ以外のオススメな代替品

バンボのデメリットが気になる、または他の選択肢も見てみたいという方のために、バンボ以外のオススメなベビーチェア(代替品)をいくつかご紹介します。
それぞれに特徴があるので、ご家庭の状況や赤ちゃんの好みに合わせて検討してみてください。

ハイローチェア:多機能で長く使える

ハイローチェア(ハイローラック)は、簡易ベッドとしてもベビーチェアとしても使える多機能なアイテムです。
新生児期から4歳頃までと非常に長く使えるのが最大のメリット。
高さ調節やリクライニング、スウィング機能などがあり、寝かしつけから食事まで様々なシーンで活躍します。

ただし、バンボと比べるとサイズが大きく場所を取る点、価格が比較的高めな点がデメリットとして挙げられます。
ハイローチェアの主なメリット・デメリット、そしてオススメな方をまとめました。

  • メリット:新生児期から長く使える、多機能(ベッド、チェア、スウィング)、高さ調節・リクライニング可能。
  • デメリット:大きい、重い、場所を取る、価格が高め。
  • オススメな人:長く使いたい人、多機能性を求める人、寝かしつけにも活用したい人、スペースに余裕がある人。

インジェニュイティ (Ingenuity):バンボに似ているが足回りにゆとりがある

インジェニュイティ (Ingenuity) のベビーベースは、バンボによく似た形状のベビーチェアですが、バンボよりも足回りにゆとりがあるとされています。
そのため、「バンボは太ももがきつくて入らなかったけど、インジェニュイティなら大丈夫だった」という声も聞かれます。
こちらもローチェアとして、また大人の椅子に取り付けて使用できます。

トレイが付属しており、本体下に収納できる点も便利です。
対象年齢は腰がすわる頃から。
インジェニュイティの特徴と、バンボとの主な違いを比較してみましょう。

インジェニュイティの特徴バンボとの比較
足回りにゆとりがある設計むっちり赤ちゃんでも座りやすい可能性
トレイ付き(本体収納可能)食事やお遊びに便利
ローチェア/大人椅子取付可能マルチシートと似た使い方
対象:腰すわり頃~バンボより開始時期は遅め

まとめ

この記事では、人気のベビーチェア「バンボ」のデメリットを中心に、メリット、安全性、選び方、代替品まで詳しく解説してきました。

バンボには、「太ももがきつい」「使用期間が短い」「発達への懸念」「転落リスク」といった、購入前に知っておくべきデメリットや注意点があるのは事実です。
しかし一方で、「早い時期からお座りをサポートできる」「親の手が少し空く」「可愛い姿が見られる」といった、育児を助けてくれるメリットもたくさんあります。

大切なのは、デメリットとメリットの両方を理解した上で、ご自身の家庭環境や育児スタイル、そして何より赤ちゃんの個性(体型や性格)に合っているかを判断することです。
そして、もしバンボを使用すると決めた場合は、安全ルールを必ず守ることが、リスクを最小限に抑える鍵となります。
この記事の重要なポイントを、最後にもう一度確認しましょう。

  • バンボの主なデメリット:サイズ問題、使用期間、発達懸念、安全性、使い勝手など。
  • バンボの主なメリット:お座りサポート、親の手助け、利便性、可愛さなど。
  • 重要なこと:デメリット・メリットを理解し、赤ちゃんに合うか判断する。
  • 安全に使うために:使用時期・時間・場所・見守りのルールを厳守する!
  • 代替品も検討:ハイローチェア、インジェニュイティ、カリブなども選択肢に。

バンボは、正しく使えば育児の頼もしい味方になってくれます。
この記事の情報が、あなたのベビー用品選びの助けとなり、後悔のない選択ができることを願っています。

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